会 社 名 | 株式会社WAPコーポレーション |
本 社 | 神戸市長田区大橋町5-3-1-211 |
資 本 金 | 1,000万円 |
設立年月日 | 2008年(平成20年) 7月 |
決 算 月 | 6月 |
代 表 者 | 代表取締役 岡本 正 |
御 挨 拶 |
総合的なソーシャル・ビジネスカンパニーを目指して
●福祉商品販売事業から始まって
設立当初から「障害者の社会的自立を支援する」を
社是として、福祉事業所で障害者が作る商品の
販売事業を地道に展開してまいりました。
北海道や、青森、東京、岐阜、和歌山、長崎等の
全国の優れた福祉事業所の商品を
一般企業や特別支援学校等に紹介・販売することに
力を注ぎ、一定の成果を収めてきました。
●本格的に福祉サービス事業に参入、そして・・・
福祉事業型「専攻科」エコールKOBEの誕生へ
様々な試行錯誤の過程で生まれた多くの人や
団体とのネットワークが、本格的に福祉サービス事業に
参入する上で、大きな力となりました。
和歌山県における、障害者の「学びの場」作りの
実践に学びつつ、全国専攻科研究会をはじめ多くの人々や
諸団体の助力を得て、ここ神戸、新長田区に
自立訓練(生活訓練)事業を活用した本格的な教育システムを
構築する事ができました。福祉事業を使った本格的な
教育システムとしてのエコールKOBEは、
今や全国で大きな注目を浴びる存在となりました。
エコールKOBEの誕生とその実績が主として知的な障害を持つ
青年たちにとって高校(特別支援学校の高等部)を
卒業した後の、学びの場が実質的には保障されていない現状を
打ち破るきっかけの一つとなったことは間違いありません。
従って、「学び」の場としての「専攻科」を福祉事業で
運営することで、障害青年たちの「学び・進学」という
「第3の選択肢」を、福祉事業の一環として実現する事が
出来た事は教育権の保障の観点からも
大きな意義があるとの評価も頂戴するに至っております。
●「学びの場」の創生から「就労の場」
「暮らしの場」「余暇の場」の創生へ
福祉事業型「専攻科」エコールKOBEが誕生して3年経った頃
エコールKOBEの開設をきっかけに、総合的な
障害者福祉サービス事業を展開する事になりました。
福祉事業型「職業訓練校」ガレッジ・アンコラージュは
その新規事業の第一歩となりました。
エコールKOBEと同じビルの中に私達が開いた「職業訓練校」は
障害青年たちに、就職・就労の為の訓練を最大6年という期限付きとはいえ
障害程度に合わせて、ゆとりのある就労訓練の場を提供する
(就労継続支援事業[B型]を活用)という画期的な就労訓練事業所です。
近代的なビル内の明るいオフィスを使っての就労訓練に
周囲の期待の声も高まっています。
平成28年の10月には、アンコラージュ訓練の一環として、訓練生が
直接商品販売をしたり、販売用の商品作りができる本格的なショップが
同じ新長田のビルの1階にオープンしました。
開放的な店舗(WAPShop Soleol=ワップショップ ソレイユ)は
ビルの中でも明るい雰囲気を醸し出しており
周囲の住民や買い物客からも喜ばれています。当施設をご見学の際は
是非、1階店舗もご見学頂ければ幸いです。
?弊社は、その他にも新長田の開発の拠点会社ともいえる
新長田まちづくり株式会社のご協力も得て、
様々な事業を同地区拠点として進めています。
今後の弊社の進める障害者支援の各事業に一層のご協力、
ご支援を賜りますようお願い申し上げます。